求人票は「仕事内容」より「働き方」を書く
東京労働局が昨年6月~7月に実施した求職者ニーズ調査。
ハローワークの採用力強化を目的としたこの調査から、求職者が求人票に何を求めているのかが見えてきました。
「どんな仕事か」より「どう働くか」を知りたい
仕事内容面で求人票に載せてほしい事項については、次の結果となっています。
1「仕事の流れや1日のスケジュール」 38.8%
2「仕事上の役割」 27.0%
求職者は、単に仕事内容の名称だけではなく、「自分がその職場でどう働くのか」を具体的に知りたいと考えています。
休暇は「制度」より「実態」で判断されている
職場環境・福利厚生面では次の結果でした。
1「休みがとりやすいか」 67.7%
2「休暇制度が充実しているか」 32.6%
この差に注目してください。求職者は制度の「存在」より、実際に休めるかどうかを見ています。
社内の男女比率・年齢層も意外と見られている
社内の男女比率や年齢層については、27.0%の求職者が情報を希望していました。
「自分がなじめる職場かどうか」を事前に確認したいという心理の表れでしょう。
男女比率や年齢層など、数字を一つ加えるだけでも求職者の安心感は変わります。
仕事内容はどう記載するのが効果的?
仕事内容欄は、ハローワークの求人検索一覧にも表示され、多くの求職者が重視する項目です。
「○○業務全般」などとしか記載がない求人票では、求職者が「自分がその仕事をしている姿」を具体的に想像することができません。
業務はできるだけ細分化し、求職者が一日その仕事をするイメージがわくように丁寧に記載しましょう。
記載例:施設介護職員
・サ高住で高齢者の生活を支えるサービスを行います
・入居者の定員は50名で、介護支援の少ない自立した方の支援です
・利用者の状況に応じて身体介助や生活全般の援助を行います
・レクリエーションの計画・実施
・利用者の自立に向けた日課や訓練を考えます
・利用者の送迎
・医療機関との連絡や調整、ご家族との連絡・調整
このような内容を、360文字以内でわかりやすく整理して記載することが求められます。
休暇制度は「実際に休めるか」を伝える
会社の休暇制度についても、制度だけでなく実際の取得率や、休暇を取得できる職場の雰囲気を具体的に紹介することで信頼性が高まります。
・年間休日120日
・有給消化率〇〇%
といった数字の提示に加え、
・月1回のチームランチで仕事の情報や悩みを共有しています
・年次有給休暇は繁忙期以外はほぼ希望通りに取得できます
といった職場の雰囲気を伝える一言が、求人票の信頼性を大きく高めます。
| ハローワーク求人票の書き方については、こちらの記事でもまとめています。 固定残業代の記載で失敗しないための3つのルール 固定残業代の正しい計算方法【ハローワーク受付基準をクリア】 |
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