助成金活用のヒント

厚労省が概算要求を公表!令和8年度の助成金は拡充・新設の方向に?

厚生労働省が公表した「令和8年度概算要求」から、主要な助成金の改定・改悪ポイントが見えてきました。
ただし、ここで紹介する内容はあくまでも「概算要求段階」での情報です。正式に確定するのは、令和8年4月に制度が施行されるタイミングとなりますのでご注意ください。

主要助成金は存続

まず安心材料として、多くの主要助成金は来年度も継続されます。ただし一部で金額の引き上げや、制度内容の見直し・廃止が予定されています。

キャリアアップ助成金(正社員化コース)⇒  拡充

● 新設:「非正規雇用労働者の情報開示加算」20万円

65歳超雇用推進助成金 ⇒  拡充

● 継続雇用促進コース 例:定年を60歳→70歳に引上げ ⇒ 助成金額 30万円 → 40万円
● 高年齢者評価制度等雇用管理改善コース 見直しの上、別の助成金に移行予定。支給額 30万円 → 60万円
● 高年齢者無期雇用転換コース 廃止予想から一転、助成金額引上げ(30万円 → 40万円)

おすすめ!高年齢者無期雇用転換コース

両立支援等助成金 ⇒  拡充

● 育休中等業務代替支援コース 育児休業中の新規雇用  最大6か月:67.5万円 → 1年以上:81万円
● プラチナくるみん認定事業主はさらに割増

● 介護離職防止支援コース 取得・復帰支援で 40万円 → 60万円

業務改善助成金 ⇒  拡充

● 助成率の区分見直しを行います。4制コースの賃金引き上げ額を3コース制に再編
● 地域別最低賃金改定日の前日までの一定の時期については、事業場内最低賃金と地域別最低賃金の差額について地域の実情に応じた特例措置

エイジフレンドリー補助金 ⇒ 改悪

● 専門家総合対策コースは「リスクアセスメントに基づく対策費用」に限定 
● 熱中症対策コースは存続。ただし「熱中症リスクの高い暑熱作業」に限定

人材開発支援助成金(人材育成支援コース)⇒ 拡充

● 新設:「設備投資助成」→訓練終了後、労働者が訓練によって得た知識及び技能を活用し生産性向上を図ることのできる機器・設備等を購入した場合に、購入費用の50%(受講者数に応じて最大150万円)

● 新設:「中高年齢者実習型訓練(仮称)」
・対象:45歳以上
・内容:OFF-JT+OJTを組み合わせた訓練
・経費助成:60%
・賃金助成:800円/一人
・OJT実施助成:10万円/一人

● 事業展開等リスキリング支援コース → 対象訓練の拡充 今後3年以内の人事構想・育成計画を定め、これに基づき今後従事するであろう職業又は職務に関連する知識・技能を習得させるための訓練を助成対象に追加

事業展開等リスキリング支援コースとは?

まとめ

令和8年度の助成金は「全体的な縮小」ではなく「対象や要件の絞り込み」が目立ちます。一方で、高年齢者雇用や中高年向けリスキリング、育休・介護支援は強化される方向です。 なお、今回の情報は概算要求段階のものであり、実際の制度内容は来年4月の施行時に確定します。早めに情報収集を進め、自社に合った助成金を選ぶ準備をしておきましょう。

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